イモビライザー
エンジン始動時、携帯リモコンが発信するIDコードを車両コントローラー側で照合。一致しないとエンジンがかからないシステムです。複製キーを利用した盗難などの抑止に役立ちます。
エア・クリーナー・エレメント
一般に蛇腹状(平形)あるいは菊花状(円筒形)に細かく折り曲げられて表面積を稼いだ濾紙が、金属製の網や平板や筒状に作られたケースの中に納められている形状を持つ。これを乾式といい、濾紙の代わりに油を染みこませたスポンジを用いるものを湿式という。かつては湿式フィルターが主流であったが、乾式の取り扱いやすさと濾紙の性能向上により、スポーツ用など限られた用途を除き、大部分のシェアを占めるようになった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エンジンが吸入する 空気中のチリ等をろ過。 |
チリ等が蓄積され、 目詰まりが発生。 |
エンジン出力低下、 燃費や排気ガスの悪化。 |
エンジン・オイル
エンジンにとってのエンジンオイルは人間にとっての血液のようなものであり、エンジン内各部へ行き渡ることで潤滑・冷却・気密保持・清浄分散・防錆防食など様々な作用を及ぼす。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エンジン内部を潤滑し、 不純物からエンジンを保護。 |
不純物を包み込む力が衰え、 潤滑性能低下。 |
潤滑性能低下により 傷付き及び焼き付き。 |
エンジン・オイル・フィルター
オイルフィルターとは、エンジンオイル、ATF、潤滑油、または油圧オイルからスラッジや摩耗粉、ゴミなどを取り除くフィルターである。自動車用品店やカーディーラーではオイルエレメントと呼ばれる事もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エンジン・オイル中の 不純物をろ過。 |
不純物が蓄積され、 目詰まりが発生。 |
目詰まりにより、ろ過不能となり、 エンジン内部損傷。 |
エンジン冷却水(LLC)
水冷エンジンの内部を循環する冷却水(クーラント)の一種で、冬期(寒冷地)において凍結しないように作られた液体。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エンジンの熱を吸収して ラジエータで放熱。 |
腐食防止および 凍結防止性能が低下。 |
腐食等により冷却水漏れを 起こしオーバーヒート。 |
オルタネーター
オルタネーター(発電機)はエンジンによって駆動され、バッテリーの充電などに利用されています。
スズキのワゴンRでは従来の発電機能に加えスターターモーター機能とモーターアシスト機能を備えました。これまで電気を使うだけだったものを、モーターの働きで自ら発電できるようになりました。そのためバッテリー上がりも減り、エンジンの回転をアシストすることで、より低燃費を実現しました。
また、リチウムイオンバッテリーを採用したことで大電流にも対応しました。
スターター機能
アイドリングストップからの再始動には、当初「セルモーター」が利用されていました。(キーを回した時にキュルキュル音がします)歯車の噛み合わせによって動くため、始動時の音や振動が大きいのが特徴です。
スズキのワゴンRではISG(モーター機能付発電機)で金属の噛み合わせを必要としない始動です。そのため、ギヤの噛み込み音がなく、静かでスムーズな再始動を可能にしています。
スパーク・プラグ
電気的に火花を出す(スパークさせる)ことにより燃料(または燃料を含む混合気)に着火させる役割を担う電気的な装置である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エンジンを動かすため、 スパーク・プラグで燃料に点火。 |
電極消耗等により 点火ミスを発生。 |
点火不良により エンジン不調、不始動。 |
タイミング・ベルト
自動車やオートバイなどのエンジン部品の呼び名で、カムシャフト【エンジンの構成部品の一つで、バルブを開閉する各気筒のカムをまとめて1本に備えているシャフト(軸)】を駆動するコグドベルト【機械要素の1つで、平行する2軸間で回転を伝達するために用いられる歯付きのベルトのこと】を指す。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エンジンの吸排気機構に 動力を伝える。 |
ゴム素材のため劣化し、 ひび割れ、伸び等が発生。 |
ベルトの歯飛び、切れ等に よるエンジン不調及び停止。 |
パワー・ステアリング用油圧ホース
パワー・ステアリングは運転者の操舵を補助する機構である。この機構により、運転者は軽い力で操舵することが出来る。この働きはエンジンの出力を利用してポンプを作動させることで油圧を取り出し、その力で操舵力を補助する方式で行われる。この圧力のかかった油の配管となるホースが油圧ホースとよばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポンプで発生した油圧を伝えて、 ハンドル操作力を軽減。 |
ゴム素材のため、 振動や伸縮の繰り返しにより劣化。 |
液漏れにより、 ハンドル操作困難。 |
ブレーキ・ディスク・キャリパのゴム部品
ディスクブレーキ (disc brake) は、制動装置の一種であり、主に航空機・自動車・オートバイ・自転車・鉄道車両に使用されている。車輪とともに回転する金属の円盤を、パッドなどで両側から挟み込むことによって制動する。一般的に円盤はブレーキローター、挟み込む機構はブレーキキャリパーと称される。
油圧式ブレーキキャリパーは、ブレーキフルード【自動車などの液圧(油圧)式ブレーキにおいて、油圧系統内に充填される液体】による油圧によりブレーキパッドを押し付けるタイプのキャリパーである。倍力装置を装備することで、容易に制動力の強化が図れることや、対向ピストンなどの形式に発展させることも容易なため、現在ではほぼ全ての自動車やバイクにこの形式が採用されている。
このキャリパー内で油に押される箇所にゴム部品が使用されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
油圧を保持し、 ブレーキを効かせる。 |
ゴム素材のため、 摩耗や伸縮の繰り返しにより劣化。 |
液漏れ等により ブレーキの効き不良。 |
ブレーキ・フルード
自動車などの液圧(油圧)式ブレーキにおいて、油圧系統内に充填される液体である。ブレーキオイルとも呼ばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペダル踏力を油圧で ブレーキ装置に伝える。 |
通気口から空気中の 水分を吸収し劣化。 |
気泡発生により ブレーキの効き不良。 |
モーターアシスト
エンジンの再始動や加速時にエンジンの回転をモーターでアシストします。そのため、エンジンへの負担が減り、より低燃費が実現できます。
スズキのワゴンRではアイドリングストップからの再始動時にスターターモーター機能を使うことで、低燃費だけでなく、より静かでスムーズな動きを実現しました。
ECO-COOL
空調ユニット内に、エアコン(冷房)の使用で凍る蓄冷材を内蔵して、アイドリングストップ中にエアコンが送風に切り替わっても冷たい風をキープ。暑い日でも快適な空間を保つとともに、室温上昇によるエンジンの再始動を抑え、低燃費に貢献します。
ESP(Electronic Stability Program)
さまざまなセンサーで走りを監視し、車両の安定走行を補助するシステムです。必要に応じてコンピューターがエンジンとブレーキを制御し、タイヤのスリップや横滑りを抑えることにより、ドライバーの運転操作をサポートします。
SDT診断機
自動車のコンピューター制御化が急速に広がっています。
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